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インドでは、季節の祭りや人生儀礼、日々の祈りの際に、吉祥の文様が庭や土壁に描かれてきた。米粉による民俗画は、女性によって継承され、下絵も無しに闊達な線で描かれる。失われつつあるインド各地の床絵・壁画をその描き手の暮らしとともに記録し、系統的に紹介。人びとの暮らしの中に生き続ける民俗画の源流を探る、初めての本。
目次
第1部 儀礼の床絵
第2部 荘厳の壁画
第3部 神話の壁画
図版解説
インドの儀礼的床絵と壁画--伝統と変容
序章
儀礼の床絵
床絵との出会い/床絵の文化史的意味
床絵の伝統 I
ベンガルのアルポナ
アルポナの技法/アルポナの3類型
床絵の起源と展開
古文献における言及/
ドゥーリ=チトラとラサ=チトラ
ビハール州の床絵
ミティラー地方のアリパン/少女たちの儀礼/
結婚とその後
その他の北インド諸地域
オリッサ州の床絵伝統/広がる「東部」型の床絵
床絵の伝統 Ⅱ
ラージャスターンのマーンダナー
マーンダナーの技法と特質/
ディーワーリー祭のマーンダナー/
季節の祭りと人生儀礼のマーンダナー
南インドの床絵伝統
コーラムとムッグー/
南西部のナーガ=マンダラ/
カラムをめぐる儀礼
床絵の構成
点文の意味/床絵の彩り
マンダラとヤントラ
マンダラと床絵/ヤントラと床絵
壁画の伝統
造形空間としての壁
立ちあがる床絵/壁画の展開/神話的宇宙の具現
壁画の諸相
壁画構成の諸要因/民俗壁画の源流
神話の壁画
ワールリーの場合/デーヴァ=チョウカット/
サオ
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