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近年の飛鳥での考古学的発見(キトラ古墳の天文図と四神図、飛鳥京苑池と亀形流水遺構等)は、七世紀の飛鳥が古朝鮮三国(高句麗・百済・新羅)と不可分の関係にあったことを示している。朝日交流史研究の第一人者たる在日朝鮮人考古学者が日本古代国家の形成・確立の時代における朝鮮半島からの渡来とその影響関係を再検討した力作。
目次
I キトラ古墳の天文図と四神図
1 まえがき
2 躍動する四神、きらめく天空──キトラ古墳と高句麗壁画古墳──
3 キトラ古墳の天文図と四神図の源を求めて
4 躍動する四神・北に向かう白虎
II 飛鳥京苑池と亀形流水遺構
1 飛鳥庭園池の源流を求めて──高句麗の古代池を訪ねる──
2 甦る飛鳥の古代苑池──東アジアの視点で──
3 亀形の花崗岩と階段状石段が語るもの
4 キトラ古墳と高松塚古墳壁画の故郷を求めて──傑作の中の傑作は高句麗四神図──
5 高句麗──東アジアに派遣をとなえる
III 平安京──桓武と秦氏
1 近江大津と平安京と比叡山──天智天皇と桓武天皇──
2 百済の栄光と影
3 秦氏と京都
4 「美しい国」・「金銀の国」
5 新羅文化に刻まれる倭の侵攻
6 葛野大堰と嵯峨野と秦氏
7 松尾神社と加茂神社と平野神社
IV 丹後半島と渡来文化
1 丹後半島と若狭と朝鮮
2 丹後半島の伝承と信仰
3 丹後半島に集中する巨大古墳
V 古代出雲と妻木挽田遺跡
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