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沖縄から北海道まで飼育でき、食品残さも生かせ、糞尿や臭いも少ない新しい家畜として注目のダチョウ。生理・生態から家畜としての能力、飼育計画の立て方、飼育の実際、食肉処理、加工、販売方法など実践的に紹介。
転作田や畜産農家への導入など、ダチョウの飼育が広まっている。環境適応能力が高く、沖縄から北海道・網走まで広く飼育できる。生後3ヶ月以降は極めて飼いやすいうえ、牛・豚・鶏にくらべて糞尿の量が少なく臭いもなく公害の心配が全くないといってよいほど。飼料効率も高く、粗飼料中心で飼育できるし、食品加工残さや農場副産物など地域資源の再利用でもよい、などの利点も。
本書では、ダチョウの持つ「産業動物」としての素材・能力の高さを伝えるとともに、生理生態、飼育計画の立て方から飼育の実際、病や事故への対応、食肉処理、加工・利用、販売方法など実践的に紹介。
糞尿問題もなく地域資源を生かせるダチョウの、導入から飼育・販売の手引書として、また地域活性化への情報源として便利な1冊。
第1章 ダチョウ飼育の魅力と広がり
第2章 ダチョウの性質と飼育の基礎
第3章 導入と経営の考え方
第4章 ダチョウ繁殖の実際
第5章 ダチョウ肥育の実際
第6章 病気と衛生管理
第7章 生産物の利用
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