民俗学・社会学方法論
この巻では特に方法論自体を主題とする論文や著者の方法論を知る上で有用な論文、調査日記などを取り上げる。昭和8年から29年に及ぶ民俗学批判の諸論文や社会学関係のこれらの論文によって、著者の学問の世界への理解は一層深まる。
目次
第一部 民俗学への評価と批判
一 民俗学の本願
二 生活資料の採集について
三 民俗資料の意味──調査資料論──
四 民俗学における村落研究の理論
第二部 社会学方法論
一 社会関係の基礎構造と類型の意味
二 社会秩序
三 全体社会研究の必要
第三部 都市社会学の課題
一 都市社会学の課題──村落社会学と関連して──
第四部 名子の賦役、その他
一 名子の賦役──小作料の原義──
二 捨子の話
三 棄児を通じて見たる関東地方の生活の今昔
四 村の見方
第五部 調査日誌
越後下関紀行
追 記
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。