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●あらすじ/下町にある食堂「キヨ」に、一人の青年がやってきた。店の外にあった従業員募集の貼り紙を見て、住み込みで働かせてほしいと応募してきたのだ。彼の名は、鶲(ひたき)伊三郎、通称イサブ。書を極めるため、明鏡止水(めいきょうしすい)の境地に辿り着くための修行にやってきたという。彼の母は名のある書道家だが、病に冒され余命いくばくもない。イサブはその母の跡を継ぐ意志を持っているが、同時にビリヤードへの度し難い煩悩も強くあり、その思いを振り払うために、1年間という期限をつけて旅に出てきたのだった(第1話)。▼第1話/本能を開放せよ!!▼第2話/潜入! ペンデュラム▼第3話/ISABUの実力▼第4話/MIKOTOの賭け▼第5話/手玉に「意志」を!●主な登場人物/ISABU(本名・鶲<ひたき>伊三郎。19歳。名高い書道家の息子。普段は寡黙だが、闇ビリヤード界では名の知れた青年。常人離れした集中力と、屈強な精神が武器)、MIKOTO(本名・依代<よりしろ>ミコト。下町のビリヤード場の従業員。アマチュア大会優勝の経験があり、現在はプロを目指している)、J.P(本名はジェームズ・プラント。闇撞球界No.1の実力を持つ男。まだ幼い頃のISABUにせがまれ、ビリヤードをコーチした)●本巻の特徴/「キヨ」の2階には、さびれたビリヤード場がある。その経営者・ノブさんが、キヨに駆け込んできた。表向きは普通のビリヤード場だが、裏では賭け撞球をしている危険な店「ペンデュラム」に、孫娘のミコトが単身乗り込んでいったらしいのだ。ノブとミコトの店は、ペンデュラムができて以来客足が途絶え、閉店寸前に追い込まれていた。明らかな違法行為をしているのに、誰にも裁かれない。ミコトはそんなペンデュラムが許せず、実態を暴きに行ったのだった。そのペンデュラムに、イサブが姿を見せる。彼は特例の“招待客(ゲスト)”として支配人から招かれていた。そして、一筋縄ではいかない闇世界のプレーヤーを相手に苦戦していたミコトに、助け船を出す…。謎多きイサブの素顔が少しずつ明かされていく第1集。●その他の登場人物/おキヨさん(「食事処キヨ」を経営し、イサブを住み込みで採用した気のいいおばちゃん)、ノブさん(ミコトの祖父。「キヨ」の2階でビリヤード場を経営)、B.G (本名はビート・グラント。J.P のパートナー。以前はプロ撞球界でUSオープンを荒らしていたが金目当てで闇撞球界へ)
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