社会史の諸問題
「上代の家の村落」「奈良時代の戸籍と計帳」「対馬封建制の諸問題」「鴻池の家憲」「日本における先祖の観念」の5論文を中心に関連する短い論文を収録する。有賀理論の特徴の一つをなしている封建遺制批判の根拠が本巻に示されている。
目次
第一部 上代の家と社会
一 日本上代の家と村落
第一章 研究方法について
第二章 郷戸の成員
第三章 郷戸と氏族
第二部 近世の家と社会
一 対馬封建制度の諸問題
──木庭と間高、地方知行、加冠──
二 鴻池家の家憲
第三部 『日本の家』
一 日本の家
第一章 家の概念
第二章 最近世の家
第三章 上代の家
第四部 日本における先祖と氏神
一 日本における先祖の観念
──家の系譜と家の本末の系譜と──
二 先祖と氏神
三 家の系譜
第五部 村落史と地方文化の意味
一 村落史と日本史
二 真澄遊覧記信濃の部の刊行に際して
三 菅江真澄翁の墓
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