取り寄せ不可
教師は生徒が起こした行動を見て、「教育せにゃならん」と感じて怒鳴ったり、トクトクと言い聞かせたりすることがたびたびあります(時には手を出したり)。そのような教師の行為は、たとえ生徒のためを思っての行為だとしても、生徒は自分のために怒鳴ってくれたとは受け止めないものです。そうこうしているうちに、「教えたり指導したりする時間」が過ぎ去っていきます。
「教師学」は、そのような状態に陥らないための訓練プログラムです。「教師学」では、生徒の行動を「行動の四角形」に整理することから始めます。問題がどこにあるのかを考える習慣がつくことにより、カッとなって感情的な対応が少なくなります。しかも、「教師学」では、ここに問題を整理したら、こんな対応法(たとえば「わたしメッセージ」や「能動的な聞き方」など)をという具合に、整理と対応法が結びついていますので、実際の教育場面でとても役に立ちます。
本書は、「教師学」を1からやさしく学べるように、実際に著者が体験した事例や図をおりまぜながら具体的に解説しました。
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