婚姻・労働・若者
この巻は昭和23年刊行の『日本婚姻史論』に若干の短い論文を加えたものである。柳田国男の「聟入考」に触発され、農民の婚姻を扱うことによって、婚姻が家制度を通して村の生活組織にいかなる意義をもつか明らかにした画期的な著作。
目次
新版の序
本篇 『日本婚姻史論』
第一章 序 言
第二章 若者仲間と婚姻
第一節 よ ば い
第二節 村内婚と村外婚
第三節 若者仲間
第四節 娘仲間
第五節 寝 宿
第六節 親方と子方
第七節 婚姻の統制
第三章 結納と労働組織
第一節 結納と売買婚
第二節 武家婚姻における結納
第三節 農民婚姻における結納
第四節 結納の発生と労働組織
附 録
一 仲人・結納・婚姻
二 名付け・元服など
追 記
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