出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
すべての病気は遺伝素因に環境要因が加わって生じる。特定の遺伝子変異をもつほとんどの人が発症する遺伝子病から遺伝素因はほとんど関係のない感染症や中毒症まで、遺伝素因と環境要因が果たす役割は病気によって異なる。ポストゲノム時代を迎えて、我々は「病気がどのような機序で起こるのか?」の問いに答える絶好の位置にいると考えられる。
本書は疾患の病因解明へのアプローチの方法や技法について解説するとともに、実際の疾患を例にあげて、分子生物学的な見地から病態を解説するように企画された。また、疾患の分子機序が明らかになった例において、そのような分子を標的とする治療の開発例についても解説を加えた。
21世紀は疾患の原因となる分子を明確にし、その分子をターゲッティングして治療を行うという、本質的かつ生理的な医療が求められている。本書は疾患の分子生物学的な解説のみならず、そのような医学・医療を指向する入門書としても最適である。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。