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現存の『経済と社会』が採っている「二部構成」の編纂は、ヴェーバー自身の企図とは異なることが明らかにされた。折原氏は原文中の参照指示語(全567箇所)の関係を逐一チェックするなど、原著者の意図に忠実な統合された一書へと再構成するための基礎を据え、シュルフター氏との論争を通じ、進行中の『全集』編纂に憂慮を表明する。
目次
はじめに
1 マックス・ヴェーバー『経済と社会』の再構成への基礎づけ
──初版「2- 3部」における参照指示の信憑性──
折原 浩 著/山口 宏 訳
2 マックス・ヴェーバーの『社会経済学綱要』寄稿
──編纂問題と編纂戦略──
ヴォルフガング・シュルフター 著/山口 宏 訳
3 マックス・ヴェーバーの『社会経済学綱要』寄稿
──ひとつに統合された全体としての戦前草稿──
折原 浩 著/鈴木宗徳 訳
4 「単頭」か「双頭」か──これこそがここでの問題である
──折原浩へのリプライ──
ヴォルフガング・シュルフター 著/鈴木宗徳 訳
5 「双頭の五肢体部分」は容認できるか
──シュルフター・リプライへの反論──
折原 浩
あとがき
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