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本書のテーマ「言語と植民地支配」は、植民地教育史研究にとって避けて通れぬ本質的な問題である。近年、言語学の側から、日本による植民地支配と日本語の強制にかんする研究が立て続けて発表された。教育学の側は、これをいかに受けとめるべきか、そして、これまでの教育学研究者の蓄積をどう総括すべきか。こうした研究状況を意識して編まれている。
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