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経済学の象徴的人物としてのロビンソン・クルーソーに対し、 テイラーが描くシュミットを経営学のそれとし、 科学的管理の展開を追う。 目的的結果とともに自然環境破壊等の随伴的結果をも見据えながら、 経済人仮説ではなく全人仮説に立つ経営学の本流こそ、 マルクス、 ウェーバーの課題を内包しつつ、 21世紀の人類の道を示しうると論ずる。
目次
まえがき
第一章 象徴としてのロビンソン・クルーソー
一 マルクスにおけるロビンソン・クルーソーの象徴性
〔付〕エンゲルスのロビンソン・クルーソー
二 ウェーバーにおけるロビンソン・クルーソーの象徴性
三 大塚久雄の〈ロビンソン型人間類型〉
四 大塚の所論の吟味──マルクスとウェーバーのロビンソン再把握
1 大塚の〈人間類型〉論とマルクス──物神性論をめぐって
2 ロビンソン的人間類型とウェーバー──宗教そして支配の三類型
第二章 象徴としてのシュミット──経営学と人間
一 シュミット物語〔付設〕シュミットとヘンリー・ノール
二 テイラー・システムとしての科学的管理とシュミット
三 テイラリズムとしての科学的管理とシュミット
1 テイラリズムとマルクス主義
2 テイラリズムとドラッカー
四 精神革命としての科学的管理とシュミット
むすび シュミットの象徴性──ロビンソン・クルーソーと対比した
第三章 科学的管理の世界 その1──レーニンとウェーバーの言説をめぐって
はしがき
一 レーニンの科学的管理観
1 第一論文「苦い汗を絞り ロビンソン・クルーソーからシュミットへ──経済学と経営学
二 科学的管理とレーニンそしてウェーバー──二人の予言は当たったか
三 科学的管理の場──ドラッカーとマルクス
四 科学的管理の未来──マルクス、ウェーバーを超えて
あとがき
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