ナチによる銃殺という〈死〉を偶然によって中断されたという特異な戦時体験をもとにしたモーリス・ブランショの短篇 「私の死の瞬間」 をテーマに、 無限に延期された〈死〉と死をまえに留まりつづけることとしての生とのあいだにある引き延ばされた時間、〈滞留〉することの問題を鋭い思考で問いかけなおすジャック・デリダの講演録。
目次
モーリス・ブランショ『私の死の瞬間』
ジャック・デリダ『滞留 モーリス・ブランショ』
注
補注 「冒頭よりも先」を読むこと あるいは 手紙=文字のなかの毒について
訳者あとがき
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