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ポパー哲学の核心にある 「批判的合理主義」 の思想は学問の世界だけでなく、 政治や教育や芸術の世界にまで多方面にわたってさまざまな影響を及ぼしている。 しかしその思想はまだ十分に理解され活用されているとは言えない。 こうした思想状況にたいしてポパー思想を継承しつつ独自の批判的展開をもくろむ、 若き俊秀の書き下ろし論考。
目次
はじめに
第1章 非正当化主義序説
1 非正当化主義的可謬論
2 真理と確実性の峻別
3 確実性との決別
4 果てしなき探求
5 批判の合理性
6 批判的合理性と倫理
第2章 正当化主義と帰納の問題
1 正当化主義の枠組み
2 検証可能性と帰納の問題
3 確率論的帰納主義
4 ポパーの帰納批判
5 帰納批判の観点
第3章 帰納の原理と選択の合理性
1 帰納の実際的問題
2 ポパーの答えとその批判
3 ミラーの答えとその批判
4 テストの多様性
5 誤りから学ぶ合理性
6 実際的場面での演繹的推論
7 帰納を否定することの意味
8 誤りから学ぶ信頼性
9 正当化主義の「失敗の本質」
第4章 前進するための反証可能性
1 反証の非決定性vs正当化主義の枠組み
2 決定性についての第二のポパー伝説
3 前進の手がかりとしての反証
4 存在言明から反証可能言明へ
5 反証可能な確率言明
6 反証主義のホーリズム
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