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「フレディから学んだこと」の著者は、聖路加国際メディカルセンター理事長の医師・日野原重明先生です。
「葉っぱのフレディ」が世に出た頃、
編者がお目にかかるなり、先生は「この絵本がミュージカルになって上演されたら、日本国中に深い感動が生まれますよ」と話されました。
嬉しくなって「では先生が脚本を書いてください」と申しあげました。
先生はびっくりなさったようでしたが「やってみましょう」と二つ返事で引き受けてくださいました。
そうして生まれた日野原脚本は、プロローグとして背景にゴーギャンの大作「我われはどこから来たのか...」が映しだされ、先生の分身でもある哲学者が「人はどこから来て 今、どうあり、これから、どこへ行くのか?」と独白するところから始まるミュージカルです。
この脚本をあえてそのままの形で本に収録したのは、日野原先生の肉声を読者に感じてほしいという編者の気持ちからでした。
本書の後半部には、「葉っぱのフレディ」にまつわるさまざまな角度からの日野原エッセイを収録しました。
絵本「葉っぱのフレディ」とともに、おすすめの一冊です。
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