「モリ」地名と金属伝承

「モリ」地名と金属伝承

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出版社
未来社
著者名
谷有二
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2000年9月
判型
B6
ISBN
9784624200749

〈山名にさぐる朝鮮ルーツと金属文化〉という副題をもつ前著 『日本山岳伝承の謎』 では、 山名の 「マル」 の謎を追った。 この続編では、 「山なのになぜモリなのか」 という謎に迫る。 あわせて前作につづき山にまつわるさまざまな金属伝承を追う。 東北から沖縄、 さらに朝鮮まで自ら踏査して、 古代からの日朝の濃密な交流を興趣豊かに物語る。

目次

第一部 「モリ」地名の謎を追う
 1 清少納言の悲鳴
 2 哭澤(なきさわ)の神社(モリ)を訪ねる
 3 モリの権現に登る
 4 セブンシスターズの森
 5 モリ(亡霊)の山に登る
 6 ニソのモリ、モイドンを行く
 7 「おもろ」のモリを行く〈その一〉
 8 「おもろ」のモリを行く〈その二〉
 9 天ツ神のモリ 国ツ神のモリ
 10 朝鮮半島のモリを行く
 11 高千穂の峰の秘密
 12 古代日本の山は、朝鮮語と同源である
 13 モリの正体

第二部 金属伝承を追って
 1 生きていた伝承
 2 御霊神社の実験
 3 鍛冶屋様の正体
 4 見る目、嗅ぐ鼻
 5 ついに、片目の鍛冶屋現わる
 6 権五郎一人旅
 7 逆川の公式
 8 大同二年伝説を読み解く
 9 ブルガサリ(不可殺)
 10 草薙の剣の秘密
 11 由比正雪の鍛冶屋

参考書目

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