大家族制度と名子制度
昭和14年(1939)にアチック・ミューゼアム双書の一冊として刊行され、日本村落研究における最高の社会学的モノグラフとして国内外で評価された『南部二戸郡石神村における大家族制度と名子制度』を前篇に、昭和33、41年(1958、66)に行なった、戦後の農地改革以降の状況を追跡調査した成果「大家族制度崩壊以後」を後篇として合わせて収録する(口絵=22頁)
目次
新版の序
前篇 大家族制度を中心として
荒沢村概観
第一章 分 家
第一節 大屋と別家
第二節 召使家族と名子
第三節 作 子
第四節 移住土着
第二章 給付関係
第一節 農 耕(附小組合)
第二節 屋根葺
第三節 建 築
第四節 婚 姻(附若者仲間)
第五節 葬 式(附墓地)
第六節 祭 祀
第七節 出 産
第八節 病気、災害
第三章 家 屋
第四章 旧土地制度拾遺
後篇 大家族制度崩壊以後
後篇一 昭和三三年
旧荒沢村・安代町概況
第一章 石神における各戸の変遷
第二章 農地改革と石神
第三章 農地改革以後の大屋の経営
第四章 農地改革以後の互助組織
第五章 戦後の階層の変化
第六章 家
後篇二 昭和四一年
安代町概況
第一章 各戸の変遷
第二章 家を中心として
第三章 近世古文書拾遺
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