やどかり volume 7

小学館文庫

やどかり

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出版社
小学館
著者名
篠原とおる
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
2000年5月
判型
文庫
ISBN
9784091924070

▼第1話/掏摸▼第2話/ためらい橋▼第3話/初茜▼第4話/風の碇泊▼第5話/追突▼第6話/二本の鍵▼第7話/春の踏切▼第8話/かっこうの家▼第9話/とまり木▼第10話/トラブル発進▼第11話/ダブルフォーカス
●登場人物/志摩律子(鋭い視点で事件を解決する女性弁護士)、美知(律子の事務所で働く明るい女性)、連二(律子の仕事を手伝っているカメラマン)
●あらすじ/満員電車の中でのスリの容疑で逮捕された古屋は、犯行を否認する。彼は無職で住所不定、前科もあり、無罪を証明するのは困難であると思われた。しかし律子は古屋の言葉を信じ、弁護を引き受ける。古屋の犯行の決定的瞬間を目にした証人がいないことを主な根拠とし、律子は法廷で検察官に対し群細な反論を加え、何とか無罪に持ち込むことに成功した。だが、1週間後事務所に一本の電話がかかり……(第1話)。▼律子が通う華道教室を経営する上島家では、嫁姑のいさかいが原因で、嫁の里子が家にいることが難しくなる。息子は母親の言いなりという状態であり、息子夫婦の離婚は避けられない事態であった。姑に華道を教わっている縁で、律子はその離婚調停を手助けするが、親権をめぐって夫婦の間に問題が生じる。裁判の結果、里子は息子の親権を手放すことになるのだが、ある日突然息子の正也が失踪してしまい……(第2話)。

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