取り寄せ不可
本書は、学校の運動会を通して、子どもたち一人ひとりの自立への活動や、子ども集団の民主的発展をどう高めていけばよいか、そのための民主的な学校をどうつくりだしていくか、あるいは教師集団の民主的な高まりは、と私たちがめざすこども像や学校像・教師像を思い描きながらの実践提案である。
第1部では、学年層別にいくつか「マスゲーム」や「民舞」「集団競技」を取り上げたが、それらは単なる種目紹介や演技の教本としてとどめることなく、「子どもとともに創る運動会」の一つの実像として、私たちの思いや願いを受け止めていただければ大変ありがたい。
第2部「運動会を考える」では、21世紀に向けて学校教育が大きく変わろうとしていく中、運動会の歴史や運動会の持つ今日的な意義についてまとめてみた。
いずれも完成されたものではなく、学校という教育現場の限られた条件の中でのとりくみで、「現在進行形」の実践や提案ばかりである。ぜひ、忌憚のないご意見をお寄せいただきたい。すべての子どもたちの人間的な成長を願う読者のみなさんと一緒に、さらによい実践を求めていきたいと考えている。(「はじめに」より)
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