神の犬 2

小学館文庫

神の犬

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出版社
小学館
著者名
谷口ジロー
価格
628円(本体571円+税)
発行年月
2000年2月
判型
文庫
ISBN
9784091923066

▼第1話/西より東より▼第2話/黒の群れ▼第3話/風の化身▼第4話/始動▼第5話/森の家▼第6話/ザポリャーリエ(極北)▼第7話/回帰▼第8話/罠▼第9話/火の時▼第10話/燃えあがる森▼第11話/再会▼第12話/生きる
●主な登場人物/タイガ(軍事戦闘犬・ブランカと野生の狼との子供)、ナギ(軍事戦闘犬・ブランカと野生の狼との子供、タイガの兄弟)
●あらすじ/ブランカの元飼い主・パトリシアは、最近同じ夢を見る。黒毛の犬と銀毛の犬が戦っている夢だ。一方、荒野に残されたままのタイガの兄弟・ナギを探しているR共和国軍のウォルシュ中尉は、仲間のボシュコフ中尉を埋葬しているシェラ・ワーヤキンに出会う。ボシュコフはナギに殺されたのだとワーヤキンに聞かされ……(第1話)。▼帰巣本能に導かれるままアラスカへと走り続けるタイガ。飢えを凌ぐために、ときには家畜を、そして人間までをも襲いながらひたすら東へと走り続ける。そして、はるか西の方角から放たれるタイガの“怒り”に感応したナギもまた、まっすぐ西へと走り出す……(第2話)。
●本巻の特徴/互いに引きつけられるようにタイガとナギが、R共和国軍をはじめとした人間たちの追撃をかわしながら厳冬の荒野を走り続ける。そして、カナダのコリムスク村で出会った2匹の兄弟は……。
●その他の登場人物/ブランカの元飼い主・パトリシア(第1、3~5、10~12話)、軍事戦闘犬を養成しているR共和国軍部の中心人物・シュミット大佐(第4、6~10話)、オオカミの生態を研究するエリック教授の助手・鈴木健太郎(第1~5、7、10~12話)

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