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歴史の底に埋もれたまま沈黙している子どもたちの感情の真実に分け入り、懸命に生きた子どもの内面とともに現代が失ったかけがえもなく大切なものを照射。
目次
はじめに
第1章 夜明け前の闇
第1節 死児のお返し
一 間引かれる子どもたち
二 間引き禁令・子ども観念の誕生
三 子どもの保護と地域ぐるみの子育て構想
第2節 加圧された情念
一 躾(しつ)けと勉強
二 子守娘の心情
三 制度への脅かし
第2章 懐かしき家郷と立身出世の夢
第1節 家と親・兄弟の情
一 外国人の見た孝行という徳
二 親子の情
三 兄弟・姉妹の情
第2節 懐かしき村
一 風土と感性
二 子どもの遊び・年中行事
三 村の教育
第3節「母性社会日本」と「場の倫理」
一 母という存在
二 教科書の中の母親像
三 母性原理と「場の倫理」
第4節 近代化と「立身出世」の陥穽
一 立志の初心
二 立身の意味の変容
三 近代化の陥穽と批判
第3章 天皇制国家とナショナリズムの情念
第1節 父なる天皇
一 天皇の二側面
二 仰ぎ見る天皇
三 修身教科書の中の天皇
第2節 国史教育と子どもの共同幻想
一 「想像の政治共同体」としてのネーション
二 国史教育と歴史教科書
三 御稜威(みい女たちの戦場
一 少年特攻兵の心情
二 「ひめゆり部隊」の惨苦
三 けなげな生命 生きのびよ
あとがき
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