ヘルスモニタリング

ヘルスモニタリング

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
共立出版
著者名
山本鎮男
価格
4,400円(本体4,000円+税)
発行年月
1999年8月
判型
A5
ISBN
9784320071476

アメリカの社会基盤は建設基点より100年を経過し、その老朽化に伴った種々の問題点をかかえている。日本の社会基盤の歴史はアメリカより新しいが、老朽化の進行速度は以前よりはるかに急峻となっている。高度成長期の建設ラッシュで急増した高層ビルや、交通網の拡大にともなって建設された新幹線のトンネル・高速道路・橋梁や橋脚などが、現在いろいろなトラブルにみまわれている。これら機械・構造物などの対象物にセンサを設置し、音や振動などの物理量を観測(センシング)し、その観測値をさまざまな信号処理手法を駆使して分析(信号処理)することによって、対象物に蓄積された損傷の程度を把握し健全性を判定(健全性判定)する技術こそが、「ヘルスモニタリング」なのである。
日本では、ヘルスモニタリングという言葉は目新しいが、これに類したモニタリング手法としてはAE (Acoustic Emission) 検査が、だいぶ前から行われている。この本ではヘルスモニタリングの三つの要素技術であるセンシング・信号処理・健全性判定の最新技術をまとめてある。さらに機械、プラント、建築、土木、医療の各分野でのヘルスモニタリングの応用について述べたので、それぞれ身近な分野でのヘルスモニタリングの活用のヒントを得てほしい。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top