地すべり災害と行政責任

セレクテッド・ドキュメンタリー

地すべり災害と行政責任

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出版社
緑風出版
著者名
内山卓郎
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
1999年6月
判型
B6
ISBN
9784846199067

1985年、長野市郊外の地附山で大規模な地すべりが発生、住宅団地や特別養護老人ホームを襲い、寝たきり老人多数が生き埋めとなり、26人の犠牲者がでた。ズサンな観光道路の開発と、危険が差し迫っていたにもかかわらず、避難命令が的確でなかったことが、この惨事の原因であった。しかし、行政側は自然災害、天災であると過失責任を認めなかった。著者ら被災住民の10年にわたる裁判闘争で道路開発による災害、行政の責任が明らかとなる。公共事業と災害、行政責任を問うドキュメント。

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