ダイナミカルシステムの数理 基礎

ダイナミカルシステムの数理

取り寄せ不可

出版社
共立出版
著者名
山本鎮男 , 曽根彰 , 芦野隆一 , 守本晃
価格
4,510円(本体4,100円+税)
発行年月
1999年6月
判型
A5
ISBN
9784320081253

本書は工学系学生を対象とした振動学、機械力学、動力学などの教科書、参考書である。
本書をダイナミカルシステムの数理としたのは、動的な挙動をするシステム全 般を取り上げて、その数学モデルの構成と解法を述べると共に、その挙動の物理的意味を詳述する狙いがあったからである。
まず、数学的側面では、常微分方程式、ラプラス変換、 フーリエ解析を工学と数学の中間の立場で二人の数学者が執筆している。このように中間の立場をとったのは、工学系の学生が数学の応用を知ると共に純粋数学の深遠を覗けるように配 慮したものである。
次に物理的意味の詳述はニュートンの第2法則によるシステムの数学モ デルの導出、減衰作用は振動エネルギーが熱に変換する作用であること、入出力間の位相を ベクトル図を用いて解説したことなど、類書にない特徴をもって読者にダイナミカルシステムに強い興味を喚起するように配慮した。

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