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英植民地期ケニアの女性労働・教育・割礼論争等の実態を明らかにし、マウマウと呼ばれた独立闘争におけるキクユ女性の役割を初めて考察する。
目次
日本語版によせて
凡例
はじめに
序章
方法論
調査地について
調査地の概要
第I章 女性・家内生産・社会組織
家内生産と女性
女性交易人
リーダーシップとジェンダーの境界
女性評議会
ジェンダー・儀礼・神話
第II章 女性と植民地経済
飢饉・闘争・ヨーロッパ人との交易
植民地経済政策
コーヒー農園における女性の労働
女性労働者・東アフリカ協会・改革
物価・賃金・労働条件
第III章 キャンプ県における女性労働者の抵抗(一九一二―一九六〇)
ケニア労働組合運動
女性労働者による抵抗運動
第IV章 文化の変遷――女性と宣教師団
宣教所の設立
宣教師団とキクユ人との関係(一八九八―一九二七)
女子割礼論争
キクユ独立学校
女子教育
第V章 キクユ女性と政治組織(一九二〇―一九四七)
穏健派と急進派との抗争
女性の政治組織への関与
第VI章 キクユ女性とマウマウ論争
マウマウの組織化における女性の役割
女性の「消極的」支持者
森のキャンプでの女性の役割
刑務所の状況
第VII章 マウマウ闘争・キクユ女性・社会
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