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活性酸素が体内で発生すると体に悪いことは、ここ数年で、テレビや雑誌などを通して広く一般に浸透した。しかし、その発生・消去のメカニズムまではきちんと理解されていないのが現実である。そのために、「運動すると活性酸素が発生して、寿命が短くなる」といった極論が世間を騒がせたりした。
本書の目的は、運動と活性酸素の関係について、 科学的に解明・解説することである。運動時の体内変化を活性酸素を中心に、分子・細胞レベルから、臓器代謝レベル、個体レベルと分けて解説し、さらに、環境の変化や病気などが活性酸素の発生・作用や運動、老化・寿命にどのように影響するのかを検証している。しなやかな健康と長寿を手に入れるため、さまざまな科学的データを提供し、科学的手法のアプローチを提案する。
「活性酸素と医食同源」(1996)の姉妹編。
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