取り寄せ不可
日本のカヌーイストの草分け・野田知佑氏が初めて挑んだメルヘン絵本。
カヌーイスト野田知佑氏の生きざまに、一人のイラストレーターがほれこんで、36枚の絵を描きました。その絵には、笹の葉っぱでつくられた舟があり、その舟に乗っているのは野田知佑氏と、愛犬のガクでした。もちろん、舟が沈まないように、人も犬も一寸法師のように小さく小さくなっていたのです。 川を下り、池で遊び、滝で冒険をし、海で鯨とたわむれる。ときには雲の上を漕ぎ、ハンモックで昼寝をし、いつもウイスキーを片手にしている男と、相棒の犬。ここには、最近見られなくなった骨太の男の姿があり、最近語られなくなった夢のある話があるのです。だからこの絵本を見ていると、心があたたかくなって、水割りでも飲もうかという気になってくるのです。そして、いつのまにか自分が一寸法師になって、絵の中に入っていくのです。 野田知佑氏の初のメルヘン絵本です。彼のあとがきに「楽しい仕事だった。何ともいい絵で、この絵につける文章を書きながら、ぼくはずっと微笑んでいたような気がする……」。 そうです。そんな絵本です。
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