歴史創造の事理と法理
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世界的な「歴史」の問い直しのなかで法と法史学の今日的ありかたを問う。1997年の第七回比較法史学会での報告等を収録。
目次
秦漢時代の贖刑 冨谷至
交換としての正義?――近代の政治的構想について オトフリート・ヘッフェ
人間世界の法律と神の唯一の法――ヘラクレイトスの断片一一四の構造論的-現象学敵解釈 小川侃
イスラム世界における血の紐帯と社会秩序――エジプト農村社会を事例に 加藤博
ロシア人の「自由」――亡命知識人の対応を通して 川崎浹
予定説と自然状態――トマス・ホッブズとキリスト教的人間 高野清弘
イスラム世界の拡がりと法秩序――加藤報告に寄せて 長沢栄治
日本中世における・徳・と・悪・ 網野善彦
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高度産業社会における法実証主義の諸側面 インゲボルク・マウス
ヨーロッパ私法――歴史的現実か、それとも歴史に対する現代の願望か? ヴィルヘルム・ブラウネーダー
制度理論と制度理論的法実証主義(二) オウ・ヴァインベルガー
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書評 Paul-Christian Schenck: Der deutsche Anteil an der Gestaltung des modernen japanischen Reschts- und verfa- ssungswesens. Deutsche Rechtsberater im Japan der Meiji-zeit 堅田剛
書評 村山雅人『反ユダヤ主義――世紀末ウィーンの政治と文化』 桜井進
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