取り寄せ不可
おろかしい戦争の犠牲者である戦災孤児や飢え苦しむ人々を救いつづけ、働くだけ働いた無一物のゼノさん。せめて忘れられた愛が帰りきて、この部屋いっぱいにあふれればいいのにと私は祈った」(本書エピローグより)
敗戦後の日本を疾風のごとく駆け巡り、復興から取り残された人びとに希望と自立への灯をともし続けたポーランド人修道士、ゼノ・ゼブロフスキー。
全く自分の業績について語ることも記すこともなく逝ってしまったゼノさんの足跡をたどり、膨大な証言を集め、その全貌に迫った本書はルポルタージュの傑作といえましょう。
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