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近代日本の政治的経済的大転換期の中で日本人の将来の生の意味の追求・倫理形成に向けて展開された柳田の民俗学研究とそれを支えた社会構想=国民国家構想を検討。
目次
はじめに
日本民俗学の生成
柳田国男についてのさまざまなイメージ
第一章 柳田国男の生涯と学問
官僚時代
日本社会の将来のために
民俗学の課題
敗戦後
第二章 柳田国男の民俗学
第1節 日本的心性の原像――氏神信仰
氏神信仰研究の意味
一 神観念(1)――原案
氏神とは
死のけがれと両墓制
日本人の霊魂観念と魂のゆくえ
神のおとずれ
家の永続
二 神観念(2)――展開
神々の勧請
天王、八幡、天神
御霊信仰
祭神の融合
大家族制の解体
氏神の合同と村氏神の成立
三 信仰儀礼(1)――祭日・神地・神供
春秋の祭
夏祭
参宮と里宮
神の依代としての神木
共食儀礼
神祭と稲
四 信仰儀礼(2)――神屋・神態
神の依座としての巫女
巫女から神主へ
頭屋制の形成と宮座
神事と年占い
神の託宣と
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