中国
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王義之・顔真卿を受け、宋から明代にかけて個性的に発展した書風の臨書
六朝の時代から唐代を通して大きな影響を与え続けた王羲之書法の流れ、そこからの脱却をめざして新書法を確立して唐代後期を風靡した顔真卿の書風。唐末の混乱を経て、この二大潮流から強弱さまざまの影響を受けた蘇軾や黄庭堅、米■などの個性的な書が展開するのが宋代である。 また、宋末から元代にかけては王風に戻り、書家としては鮮于枢が知られる。 明代に入ると、精神的なものに重きをおく傾向が強まり現代に通ずる書の姿を見せてくる。特に明末はロマンチシズムの傾向を強め、董其昌・王鐸・傅山などの天真爛漫・自由闊達な筆づかいが注目される。 このように個性豊かな、魅力的な展開をみせ、日本文化にも直接的な影響を与えたこの時代を代表する名蹟を取り上げ、当代一流の作家が深く究め、印象的・写実的・表現的に臨書し、創作に向けての示唆を与える。
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