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最新・最高の注釈書で「新編日本古典文学全集」が待望のハンディ版に!
栄華をきわめる光源氏は、六条院に愛する女性たちを集め、歌や音楽に、華麗な生活の日々をおくる。政治的にも恋愛的にも絶頂をきわめる光源氏を描く第7巻は、世に「玉鬘十帖」と呼ばれる巻々をふくむ。しかし、作者・紫式部の冷徹な筆は、のちの不和とトラブルの種を、細かに描きだしていく。娘としてひきとった玉鬘への、源氏の道にはずれた愛情。それに悩む玉鬘。彼女に憧れる弟・蛍宮に、わざと蛍の光にうかびあがる彼女の麗姿を見せる有名な場面。花散里・雲居雁・近江の君ら、印象的な姫君の姿…。 最愛の人・紫の上との確執。その紫の上をかいま見て、その美しさに圧倒されほのかに思う、源氏の子・夕霧。様々なエピソードを通して、この長大な物語は、ひとつのクライマックスを迎える。第7巻には、初音・胡蝶・蛍・常夏・篝火・野分、第8巻には、行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉を収録。原文・注・現代語訳が同一見開きにおさまり、誰でも無理なく読み通すことができます。現在最高の注釈書と定評のある「新編日本古典文学全集」版『源氏物語』全6冊を、携帯に便利なハンディ版全16冊に、編集しなおしたものです。毎月2冊ずつ刊行で、10月に全16冊完結・各巻1680円(税込)です。
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