現代臨書大系 第3巻 愛蔵版

中国

現代臨書大系

取り寄せ不可

出版社
小学館
著者名
上条信山
価格
3,740円(本体3,400円+税)
発行年月
1998年4月
判型
A4
ISBN
9784099141035

北魏から隋代にかけての楷書完成期の名蹟を当代一流の書家が臨書する。

北魏の書は、仏像の由来を石窟に刻した造像記で知られる「龍門二十品」、「張孟龍碑」に代表される碑石、地中の墓石に文字を刻した墓誌銘、聖地や切り開かれた摩崖に経文や由来を刻した「泰山金剛経」などの刻字に代表され、そこには厳しさと確かな造形力で知られる北魏楷書の完成された姿がみられる。 南北朝を統一した隋の書は南北の書を融合し、王羲之の七世の孫と伝えられる僧智永が王羲之に範をもとめた書「真草千文字」に至って隋代を代表する豊潤で安定した筆致を示す。この後、書は整斉さを高めながら、隋の末期に朝廷に仕えた書家が初唐の書を担い、唐代の書へ移っていくことになる。 こうした楷書様式完成期の名蹟を現代を代表する日・中の書家が、古典を深く学びかつ創作に直結する新しい臨書法により「印象的、写実的、表現的」に臨書する。 臨書法を学ぶとともに、書家の作例を創作としても鑑賞できる一巻。

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