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ウェーバーとの批判的継承関係からみた初期の思想、フランクフルト学派との競合関係のうちに再構成されんとした晩年の思想に焦点を置きつつ、ルカーチ弁証法の独自性を追求。
目次
まえがき
第一部 初期ルカーチにおける弁証法的方法の成立-同一の主体・客体概念の形成過程
問題の提起
第一章 諸形式の問題-『悲劇の形而上学』
第二章 運命の転換
第一節 客体化-『小説の理論』
第二節 同一性-『ハイデルベルク美学論稿』
第三章 同一の主体・客体-『歴史と階級意識』
結びにかえて
翻訳資料・ルカーチ『追随主義と弁証法』
第二部 ルカーチ弁証法の基幹編成-ウェーバー・ルカーチ・フランクフルト学派
第一章 《新しいもの》という理念-ルカーチ弁証法の始源-
はじめに
第一節 芸術の哲学
第二節 ドストエーフスキー・メモ
第三節 美学の再構成
第四節 《新しいもの》という理念
第二章 客観的可能性のカテゴリー-ウェーバーから初期ルカーチへの発展
問題の提起
第一節 理念型と諒解関係
第二節 客観的可能性と階級意識
第三節 技術と官僚制
結びにかえて
第三章 ルカーチ弁証法の再構成のために-フランクフルト学派の問題圏-
はじめに
第一節 物象化と総体性
第二節 逆行と反省
第三節 技術の蜂起
第四節 自然史と歴史
結びにかえてテーゼ」の転換-
はじめに
第一節 発端と展開
第二節 再規定への基礎
第三節 批判の次元へ
暫定的結語
あとがき
人名索引(巻末)
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