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野口武彦「煩悶、高揚、そして悲哀近代日本の『批評』の発見」、蓮實重彦「『大正的』言説と批評」の2論文を機軸に徹底討議。近代国家成立から帝国主義へと移行する明治・大正期の思想批評の諸問題、言文一致、キリスト教、自然主義、白樺派、私小説等を詳細に分析。浅田彰、柄谷、野口、蓮實、三浦雅士によるシリーズ第3弾。『近代日本の批評』全3巻完結。各巻に批評史略年表、人名・書名索引を付す。
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