取り寄せ不可
ポストコロニアルの視点から言語、民族、宗教、ナショナリズムなど全地球的規模での今日の文化をめぐるさまざまな現代的課題に応答する試み。
目次
問題提起 なぜいま、“文化の未来”か 川田順造
第一部 文化の混交と創造 宮崎恒二(まとめ)
トルコ民族意識の形成と変容 新井政美
〈ネイティヴ〉のイメージ──構成される国民的アイデンティティ 林みどり
文化の新たな言説空間の創造にむけて──二つの事典を読む 今福龍太
ジャカルタ──文化の混交と創造 山下晋司
第二部 開発:地球化とナショナリズム 伊豫谷登士翁(まとめ)
東アジア―グローバリゼーションの中の開発 小野沢純
アフリカ:政府の限界と個人の生存 佐藤章
グローバリズムとナショナリズム:東南アジア 原洋之介
開発と民主化 斎藤照子
世界のなかのアフリカ 勝俣誠
第三部 マイノリティ:差異の力学 荒このみ(まとめ)
復興される「過去」──「スピリチュアル」なイメージを媒介とした先住民とユーロカナディアンの関係について 渥美一弥
〈他者〉を視る──〈文化間性差〉の力学 落合一泰
多民族・多人種社会における「混血」の論理──ブラジルの歴史的経験から 鈴木茂
世紀転換期におけるアメリカ合衆国の「優生学」とフェミニズム 山内恵
第四部 言語の一元化と多元化 西永良成(まとめ)
言語のナショナリズムを超え
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