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初等関数の初歩は既知として、2変数までの関数の微分積分法と簡単な微分方程式までを取り上げた。複雑または難解な論証を必要とする定理などはその証明を省略し、直観的な説明や例で示す方針をとっている。問題をもっと多くとの声に応え、旧版(1994年発行)に収容されている問題と同じレベルのものを巻末に「練習問題」として増補し、問題数をほぼ倍増した。
姉妹書に、基礎的な部分に一層重点を置いた『理工系入門 微分積分』がある。
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