戦争責任とジェンダー

戦争責任とジェンダー

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出版社
未来社
著者名
鈴木裕子(社会運動史学)
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
1997年8月
判型
B6
ISBN
9784624501204

「国民基金」政策に次いで登場してきた「自由主義史観」。「慰安婦」問題をめぐる90~97年の働きを検証し、性暴力の視点から戦争責任を問う。
目次
序章 性と侵略――『福岡日日新聞』『門司新報』にみる「からゆき像」
第1章 「自由主義史観」批判
  「慰安婦」の「強制」とは何か
  今、耳傾けて記憶に刻むとき――「従軍慰安婦」削除派のトリック
  「自由主義史観」は時代遅れの男権主義である
  セカンド・レイプにほかならない
  歴史の歪曲「慰安婦」攻撃を許さない
第2章 日本軍「慰安婦」問題の現在
  責任者処罰と「慰安婦」問題
  「慰安婦」問題と戦後賠償運動
  「慰安婦」問題と戦後日本社会
  「慰安婦」問題と国際連帯
  国連・クマラスワミ報告書(「戦時の軍事的性奴隷問題に関する報告書」)の意義
  日本軍「慰安婦」(性奴隷制)問題は「国民基金」では終わらない
  日本軍「慰安婦」(性奴隷制)問題の新段階と反「慰安婦」キャンペーン
終章 戦争責任とジェンダー――「国民年金」を主に
 あとがき
 初出一覧(巻末)

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