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ドイツのフーフェ、ロシアのドヴォルを軸に共同体の独露比較を行なうことによって、ミール共同体の歴史的性格、帝政ロシアの社会構成の特質を解明。
目次
序言
I 帝政ロシアの農村社会と農民経済――ミール共同体をめぐる理論的諸問題――
1 問題の提起――研究史の概念――
2 帝政ロシア農民経済の歴史的性格
〔1〕 ドイツ中世農民経済の特質
〔2〕 ロシア近世農民経済の特質
(1) ミール共同体の起源
(2) ミール共同体の特質
(3) 貢納制的階級関係(国家=農民関係)
3 帝政ロシア農村工業の歴史的性格
〔1〕 ドイツ中世工業の特質
〔2〕 ロシア近世工業の特質
4 結び
II 一九世紀中葉のロシア社会
1 一八三〇年代ロシアの人口構成――ペ・イ・ケッペン「ロシア住民の身分別・県別分布」――
2 アウグスト・フォン・ハクストハウゼンのロシア旅行覚書抄(一八四三―四四年)
はしがき (1)入植 (2)共同体 (3)農林業 (4)地理 (5)穀物倉庫 (6)商工業=交通 (7)皇帝 (8)官僚 (9)司法=行政制度 (10)貴族 (11)軍制 (12)宗教 (13)大学 (14)少数民族 (15)女性 (16)民謡、民話など
3 ヴィクトル・ヘーンの『ロシア日記』抄(一八五七―七三年)
III ドイツとロシア――比較史ならびに体制間移行におけるミール共同体――
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