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組織行動に関わる統合の原理はいかなる組織でも変らないとの認識にたち、組織行動・経営管理の原理を体系化した経営学・政治学・心理学等で人間行動の理論の古典とされる名著。
目次
緒言 B・S・ラウントリ
序言
一 建設的対立
対立を処理する方法
統合の基本
統合に対する障害
二 命令の授与
行動パターンと命令への服従
命令の非人格化――状況の法則に従うこと
服従と自由
三 統合的単位体としての企業
協議することと戦うこと
団体交渉の意義――集権化と分権化の調和
機能の再分配
機能的統一体の基礎をなす各種の要素と諸関係
関係当事者全部の利害を統合するものとしての経営者
四 権力
権力への「強い衝動」
共同的権力と支配的権力
労働者の権力に対する要求
利害関係、責任、権力――不可分の連帯性
価値を決定するものとしての団体交渉
五 企業管理が専門的職業となるためにはいかに発展しなければならないか
企業管理のための科学的基礎の現在の徴候
企業管理をもっと科学的にするための次の段階は何か
六 専門的職業となるために、企業経営者はどのようにして自己開発をしなければならないか
奉仕の意味――機能
グループ組織を通じて発展され効果をあげる専門的職業に対する標準
七 企業経営における責任の意味
最終専門家
斯道の概念の変化
決定過程における専門家の役割
指導、経験の関係付け――組織化の問題
最高管理者の主な機能
まとめ――指導者と組織の基本原理との関係
一三 指導理論と実際とのいくつかの不一致
指導の理論
作業標準と「命令」
機能から来る指導と人格から来る指導
いろいろの型およびいろいろの度合いの指導の発見とその整合
共通目的における指導
指導が用いられる状況における被指導者の役割
一四 計画された社会における個人主義
全国的規模での集団的計画の基本的な原理
組織的な関係を通じての自由
計画の目的
研究を必要とする問題
訳者あとがき
付録I メアリ・パーカー・フォレットの著作目録(巻末)
付録II イギリスにおけるフォレットの諸論文についてのノート(巻末)
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