木幡の時雨/風につれなき
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木幡の時雨(こはたのしぐれ)
大槻修 田淵福子[校訂・訳注]
実母にうとまれる中の君は、時雨降る木幡の里で
関白の子・中納言と出逢うが、
母は奸計を案じて、妹・三の君に婿取りさせる。
失意の中の君は式部卿宮と契り、双子の男子を出産、
三の君も中納言の双子の女子を産む。
やがて中納言と結ばれた中の君は、三の君を
東宮(式部卿宮)妃とし、双子同士も結ばれる。
時雨を機縁に、悲恋から幸福への道を辿る女性の物語。
風につれなき(かぜにつれなき)森下純昭[校訂・訳注]
関白左大臣家の姉姫君は、入内し
右大臣家の女御に先んじて男皇子を産み、死去する。
姉から後事を託された妹姫君は、
出家した父の訓戒を守って、
帝や義兄の権中納言からの求愛に応えず
遺児の若宮を養育して、やがて女院となる。
風雅和歌集に四十五首が採録された、
当時の代表的長編と目される本作品現存部分の初の注釈書。
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