出版社よりお取り寄せ(通常3日~20日で出荷)
※20日以内での商品確保が難しい場合、キャンセルさせて頂きます
戦前の沖縄の豚は黒豚だったのに、戦後なぜ白豚になったのか。著者は、この変化のかげに、沖縄戦後の飢える故郷を救おうと、ハワイのウチナーンチュ(沖縄系移民)が太平洋を越えて550頭もの豚を送った運動のあったことをつきとめる。さらに著者は、学芸と海と豚によって沖縄の独立を達成せんとした先人たちの努力がまやかしの日本復帰にからめとられる秘史を発掘する。豚でたどるユニークな沖縄現代史。
目次
I 祖国を敵として
ハワイ非常時
日の丸がくっきり見える、ジャップだ!
パイナップル部隊
布哇(ハワイ)必勝会
II ウチナーンチュのハワイ移民
沖縄のウァー・カルチャー(豚文化)
理想沖縄を海外に
豚と移民
豚と真珠湾
豚とレストラン
III ヤマト世ユーからアメリカ世ユーへ
沖縄戦と放浪豚
ポーク・ランチョン・ミート
独立と風前の豚
IV 沖縄を救え
ララ
豚を送れば如何なるか
豚の御恵送
V 豚の大平洋横断
ユー、どこゆく
七人の侍
豚の革命
VI 見果てぬ夢
帰布
報告会
沖縄独立国旗制定
VII 未来的な人の島へ
「影」
秘密兵器と呼ばれた人々
アメリカに沖縄州建設の夢
アメリカの失敗
いも畑のニクソン
天敵アイゼンハワーと反米闘争の裏
謀略のオリンピック聖火、沖縄を駆け抜ける
復帰
未来的な人の島へ
あとがき
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。