苔の衣
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苔の衣(こけのころも)今井源衛[校訂・訳注]
関白の子の主人公、苔の衣の大将は、
恋い慕う女性と苦難の末に結婚できたが、
妻はじきに亡くなり、悲嘆のあまり出家入山する。
遺された娘は成人して東宮妃となるが、
東宮の弟の兵部卿宮に犯されて罪の子を産み、
宮は思い悩んで死ぬ。
東宮妃は中宮に上ったあと、物の怪のために危篤に陥るが、
行方不明だった大将が山伏姿で現れ、
兵部卿宮の死霊を折伏、娘を救う。
その他、継母の悪企み・夢のお告げ・
美女の盗み出しの失敗・住吉浜への流浪など、
三代四十年にわたる宿命と悲恋の物語。
初の現代語訳である。
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