神の左手悪魔の右手 2

小学館文庫

神の左手悪魔の右手

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出版社
小学館
著者名
楳図かずお
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1997年2月
判型
文庫
ISBN
9784091921826

狂気、殺戮、霊世界……夢と現実が交錯する少年・想が体験した恐怖の数々!

▼第2話/消えた消しゴム1~8▼第3話/女王蜘蛛の舌1~13 ●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、みどり先生(想のクラス担任/第2話) ●あらすじ/授業中、想は消しゴムで作った自分の守護霊“ぬーめら”と“うーめら”、他の悪魔と闘う自分の悪魔“どんどろ”“でんでろ”“がんがろ”“べんべろ”がみどり先生に見つかって注意されてしまう。下校途中で大輔、たかし、みずえに呼び止められ、みどり先生に注意された件をからかわれた想は、一緒に公園に寄り道をすることになった。「人を死ぬと正体が現れるんだって」とみどり先生を殺して正体を見てみようと皆に持ちかけた大輔は、うろたえる皆を先導して殺害計画を実現化してしまう。まさか成功するはずはない、という安易な計画だったのだが、みどり先生は大輔らが仕掛けたワナに引っ掛かってしまい……(消えた消しゴム/1)。▼父と同じ病院に務める高品先生の友達・木玉のペンションに連れていってもらうことになった想と泉。ペンションで3人を迎えた木玉は、死人のようにゲッソリと痩せ細っていた。実は、高品は木玉の診療を兼ねて遊びに来たのだ。しかし、想はそんなことも気にせず昆虫採集に出かけてしまう。ペンションから随分離れた山の中で城のような立派な洋館を発見した想は、門の中にこっそり入ってみた。窓から顔を出し、ペンション村を見下ろしながら「今夜こそは…」とつぶやくきれいな女性に見つかってしまい、とっさに逃げ出してしまう想。悲鳴を上げながらペンションへと逃げ帰る想の背中には、どこではりついたのか、大きな蜘蛛が……(女王蜘蛛の舌/1)。 ●本巻の特徴/第1話とはうってかわり、第2話では流血や嘔吐シーンが一切現れず、人間の死後、本性がテーマとして描かれている。第3話では、これまで楳図かずおが何度か描いてきた蜘蛛女が登場。 ●その他の登場人物/想の母、大輔(想のクラスメイト/第2話)、高品先生(想の父と同じ病院に務めている/第3話)、洋館の女(第3話)

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