神の左手悪魔の右手 1

小学館文庫

神の左手悪魔の右手

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出版社
小学館
著者名
楳図かずお
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1997年2月
判型
文庫
ISBN
9784091921819

狂気、殺戮、霊世界……夢と現実が交錯する少年・想が体験した恐怖の数々!

▼第1話/錆びたハサミ1~17 ●登場人物/山の辺想(八天王小学校生)、山の辺泉(想の姉/屋敷高校生)、一矢知樹(屋敷高校の教師)、知樹の母 ●あらすじ/両目を突き破リ、夥しい血とともに姉、泉の体内からハサミの刃が飛び出した! 想は飛び起きて隣のベットで眠る泉を揺り起こしたが、かえって夜中に起こされた事を怒られてしまう。想の夢だったのだ。いつのまにか外は雨、そしてサイレンが鳴り響いていた。泉が窓の外を確認するためにカーテンを開けると、そこには泉のクラスメイト、法子が。雨で川が増水によって家が流されたために、林先生が死んでしまったというのだ。「だから見にいくのよ!」と法子は泉を連れだし、想までがその後を追って寝室を抜け出してしまう。泉たちは雨の中、懐中電灯で辺りを照らしながら増水した河原に到着。そこには目にしたことのない地下室が流されていた(錆びたハサミ/1)。▼泉と想は、泥にまみれた地下室の階段にハサミが落ちているのを発見した。そのハサミを拾おうとした泉だが、想が悲鳴を上げたために法子の頬にハサミを刺してしまう。想の夢の中で、泉の目から飛び出してきたハサミだったのだ。結局、法子の頬は傷つかずに済んだのだが、その罰として想は地下室の中を探索することになり……(錆びたハサミ/2)。 ●本巻の特徴/錆びたハサミと想の夢(と想像)がキーとなって、想像と現実、過去と現在、さらに空間までが交錯しながら次々と事件は起こり、物語が進む。その地獄絵図のような恐怖の世界から皆を救ったのは……。巻末に荒俣宏氏のエッセイ「オバケ屋敷からの伝言」を収録。 ●その他登場人物/法子(泉の同級生)、お面の女、ますみ

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