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源氏物語が王朝の夢幻であるとすれば、枕草子はその現実の活写である。洗練された感覚と視線を持って書かれた文章の数々は、清少納言が女房として身を委ねた教養人中宮定子をいただく一つの世界から生み出された。本書は三巻本を底本に、詳密な語釈と補注を加え、独立して鑑賞しうる流麗な現代語訳を付けた。全2冊。上巻は、(1)「春は、曙」から(127)「七日の日の若菜を」までの章段と付図・関係人物の系図・解説を収載。
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