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「花桜折る中将」「虫愛づる姫君」「逢坂越えぬ権中納言」など計10篇の清新な短篇物語を集めたもので、同時代の宮廷女流文学には見られない特異な人間像、尖鋭な笑いと皮肉をまじえて描いた近代文学的作風をもつ。本書は日本最古の短篇物語集というだけでなく、短篇物語がどのような文学的基盤から生じたかを考える上からも、きわめて高く評価される。各篇の初めにそれぞれのあらすじ作者・年代・成立事情・題名について解説。
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