人間交差点 16

小学館文庫

人間交差点

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出版社
小学館
著者名
矢島正雄 , 弘兼憲史
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1996年5月
判型
文庫
ISBN
9784091921260

愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作

▼第1話/家族▼第2話/写真▼第3話/広場▼第4話/あこがれ▼第5話/名前・▼第6話/名前・▼第7話/冬の西瓜▼第8話/幕▼第1話/道草▼第2話/まどろみ▼第3話/陽気な仮面▼第4話/雨宿り●あらすじ/一軒の書店が焼け落ちる火事が起こった。焼け跡から刺し傷のある焼死体が発見され、死んだ妻の夫で、書店主の原田が容疑者として逮捕された。逮捕直後、彼は犯行を否認していたものの、翌日には犯行を供述。だが彼の弁護人・鶴橋は、何故か、彼が犯人でないと感じ、真相を追い始める(第1話)。▼子供が大事にしていたハムスタ-に4匹の赤ちゃんが産まれた。だが息子が留守の間に、ハムスタ-の親が赤ちゃんを食べてしまう。それを目撃した父は、その事実をどう息子に話していいのかわからない(第2話)。▼別れて暮らす妻に、娘を連れてサ-カスに行こうと誘う夫。だが、彼はいつも約束をしては、それを破ることを繰り返し、それが原因でついに別居にまでしてしまったのだった。男は今度こそは…と約束の場所に急ぐのだが…(第3話)。

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