人間交差点 13

小学館文庫

人間交差点

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出版社
小学館
著者名
矢島正雄 , 弘兼憲史
価格
639円(本体581円+税)
発行年月
1996年3月
判型
文庫
ISBN
9784091921239

愛と憎しみ、喜びと哀しみが織りなす無限の人間ドラマを描く珠玉の名作

▼第1話/アリの巣▼第2話/電柱▼第3話/追憶▼第4話/つばめ▼第5話/川辺り▼第6話/天国の午後▼第7話/島▼第8話/輪立ち▼第9話/花束▼第10話/相づち▼第11話/電話▼第12話/穴 ●あらすじ/出版社で働く岡崎には、大事にしている写真があった。そこには、貧しいなりをした母が写っている。この写真を見ながら、彼は、このような貧しい生活に陥るまいと、自分を戒めて生きてきた。だが、彼はこの写真に写っている母の姿を、実は自分が好きだったことに気づく(第5話)。▼歩行者天国で週に一度、別れた妻や娘と待ち合わせをしている男がいる。男はくたびれたサラリ-マンの風貌で、まったく街の雰囲気と合わない。だが、そんな自分を卑下するでない態度が、そこにいた若者の心を変える(第6話)。▼周囲1キロの小さな島は、石炭の採掘をするためだけにある島。住人も炭坑関係者だけだ。だが、島の炭坑が閉山されることが決定してしまう。組合の労働争議の疲れで父を失った姉妹は、東京へとやってきたのだが…(第7話)。

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