取り寄せ不可
東京の学校ではうまくやれなかった6年生の光太郎。逃げだすように山村留学してきた白水村は、川の上流のそのまたずっと奥にあるちいさな山村。ヤマメがガバガバつれる川はあるし、寄宿先の家の子龍雄という友だちもできて毎日がすごく楽しかった、が――。大雨で水かさの増した川で、カッパ(らしきもの!)を助けたその夜、原因不明の高熱におそわれた光太郎の夢に、ふしぎなメッセージがとどけられて……。――『ぼくの・稲荷山戦記』『夜の神話』につづく、たつみや章の待望のファンタジー第3作。
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